イタリアの新酒
シチリア州のノヴェッロ
エノトリーア・テルス(ワインの大地)と謳われ、常に世界をリードする多岐多様で魅力的なワインの産地イタリアから2021年の新酒(ノヴェッロ)が届きます。シチリア州のネロ・ターヴォラ種80%、フラッパート種20%からマセラシオン・カルボニック比率100%で造られた、すみれ色を帯びた濃いチェリー色のフルーティでフローラルな香りにイタリア最南部らしいビロードのようなまろやかさのやや辛口の軽いタイプの新酒赤ワインです。
マセラシオン・カルボニック製法
大きな密閉ステンレスタンクに収穫した黒ブドウを破砕せずにいっぱい詰め、炭酸ガス気流中で数日置くことで軽いアルコール発酵が起こり、果皮に含まれている芳香成分が生成される醗酵方法。
1.炭酸ガス注入による軽い醗酵方式
2.詰めたぶどう自身の重さにより潰れて醗酵するのを利用する方式
(2の方法をとるボージョレーの生産者は自分たちの方法をマセラシオン・ナチュレと言う)
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シチリア州
イタリア南部で地中海に浮かぶ最大の島が州になっています。恵まれた気候からレモンやオレンジなどの農作物の生産がさかんな地域です。酒精強化されたDOCマルサラ(甘口〜辛口あり)が非常に有名です。DOCGは最近、昇格したチェラスオーロ・ヴィットリア赤があります。IGTワインやテーブルワインでも注目すべきワインが多く、様々な品種より果熟に富んだタイプのワインができ、いつも新しい発見をさせてくれます。 |
2013年11月上旬。今年のノヴェッロはシチリアのコルヴォにしてみました!これまでにない最高のコルヴォでした。良質の土に果熟の重厚さとミネラル感たっぷり!!!大当たりです^^vこんなノヴェッロは飲んだことがありません。美味しいし、もう一本飲むつもりも売り切れてしまいとても残念です。もっととっておけばと思う後悔の一本になってしまいました。このワインの奥深くに招きこまれ写真を撮ることも忘れてしまったくらいです。きっと世界一活発と言われるエトナ山の火山灰がたっぷりとふりかかったミネラル豊富な土壌の賜物なんでしょう! |
| 2019年 ノヴェッロ・シチリア・コルヴォ ※クール配送をお薦めします ●メーカー:ドゥーカ・ディ・サラパルータ社 創業1824年 ●産地:イタリア/シチリア州 ●格付:IGT ●ヴィンテージ:2021年 ●色:赤 ●タイプ:やや辛口のライトボディ ●サービス温度目安:14℃ ●食事:アンティパスト。さっぱりとした味付けの煮込み。トマトやハーブを使用した、魚のホイル焼きなど。 ●ぶどう品種:ネロ・ターヴォラ80%、フラッパート20% ●マセラシオン・カルボニック比率:100% ●コルク:天然コルク ●アルコール:11.5% ■容量:750ml ■カートン:なし |
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2020年:10月
2020年ヴィンテージもシチリアでは例年とほぼ同じ10月中に全てのブドウの収穫を終えた。ドゥーカ・ディ・サラパルータ社としては土着品種においても国際品種においても、素晴らしいクオリティのブドウが収穫できているヴィンテージだ。春の終わりには雨が降ったため、土壌には充分な水分が蓄えられ、その後の順調なブドウの生育を促した。その後は風がよく吹き、乾燥した期間が続き、特に昼夜の寒暖差がしっかりとあったために、ブドウの品種ごとの特徴的なアロマがよく成熟したといえる。
2020年のコルヴォのノヴェッロはフラッパートとネーロダーヴォラから造られ、エッジに紫を帯びたルビー色で、香りはマラスカチェリーやよく熟したストロベリーなどのベリーが感じられる。フレッシュで軽快なアタックにしっかりとした骨格が感じられ、心地よい余韻が残る。
2019年:10月
2019年ヴィンテージは2017年とよく似た夏だったが、寒い冬と涼しい春、雨が多いという点で大きな違いがあった。
春の終わりの涼しさは先に成熟するブドウの開花に影響を与えたが、コルヴォ・ノヴェッロに用いられるネーロ・ダーヴォラのような遅く成熟するブドウは例年通りの成長だった。
季節ごとの天候の変化が、ブドウにとって不可欠な物質をブドウ樹内部に蓄積した。収量は平均よりも下がったが、ブドウはバランスよく、複雑味も備えた出来になった。
夏の終わりの雨がブドウにとって恵みの雨となり、健全な状態のブドウが9月初旬から収穫された。
2019年は素晴らしい出来栄えが期待ができるヴィンテージである。
2018年:9月
水不足に見舞われた過去2年に比べると、2018年は降水量は十分にあり、ブドウ樹は理想的に成長したが、同時に高い湿度にも対応する必要があった。コルヴォ・ノヴェッロに使われているネーロ・ダーヴォラとフラッパートを栽培しているスオール・マルケーザでは、健全なブドウを育てるため、畑の排水や、風通しをよくするための除葉など、きめ細かな作業が継続して行われた。このような畑での注意深い作業により、美しい色合い、素晴らしい香りと果実味を持つノヴェッロができあがった。ノヴェッロには平均樹齢20年を越えるネーロ・ダーヴォラが使われているが、ブドウの品質と樹1本あたりの生産量のバランスがとれ、さまざまな気候に対応できることが認められた。
2017年:9/26
2017年は非常に気温が高く、雨量も少なく、例年より収量の少ない年となった。しかし、ネーロ・ダーヴォラ、フラッパートといったノヴェッロに使用されている土着品種に関して言えば、この暑さに対して、すばらしい適応力を見せた。また、冷涼で風通しがよく、灌漑をしやすいという理由から、コルヴォ用のブドウは、海抜の高いエリアでかねてより栽培されてきた。そのため、コルヴォ・ノヴェッロはやわらかな味わいで、飲みやすく、すばらしい出来のワインとなるに違いない。カルボニック・マセラシオンをすることで、ネーロ・ダーヴォラとフラッパートの特徴が引き出され、イチゴやラズベリーなどの赤い果実を思わせる、より複雑性のあるアロマが生まれた。
2016年:10/
2016年の冬は雨が少なかったものの、春は雨が多かったため、地中の水分は程よいバランスとなった。成長期の水分不足と高い気温のため、開花はいつもより早まったものの、成熟時期になると例年よりも気温が下がったため、実はよく熟した。ブドウの収穫にとって最適な時期を“待つ”ことによって、香気成分やフェノール類が豊かな実を収穫することができた。
コルヴォ・ノヴェッロに使われるネーロ・ダーヴォラとフラッパートは、収穫時期は例年の10〜15日ほど遅れたが、タンニンやアントシアニンが多く含まれていた実に育った。
2016ヴィンテージは、味わいというよりは香りの豊かさによって、忘れがたいヴィンテージとなるだろう。
2015年:10/16
2015ヴィンテージは、冬は雨が多く、春は乾燥し風が吹き、夏は一部のエリアで雨が降る特徴的な気候だった。7月後半〜8月初旬に気温が上がりブドウの収穫時期が早まったが、幸運なことに猛暑のすぐ後に気候が穏やかになり、ブドウの生育状況は理想的な状態に戻った。結果として凝縮したブドウが収穫され、概して黒ブドウは全てアントシアニンを豊富に含んでいる。
コルヴォ・ノヴェッロに使用されているネーロ・ダーヴォラとフラッパートは、糖度、フルーティな香りなどフェノール成分を豊富に含んだ状態で収穫された。今年も品質的によいものになるであろう
2013年:8/29
今年は天候が非常にすばらしいおかげで、ここ数年のように収穫が早すぎるということはない見込み。総合的なブドウの出来に関しては、もう少し待つ必要がある。
2012年:
今年、イタリア全土では非常に暑く乾燥した気候が続いている為、ブドウの収穫量は減少すると予想されている。しかし、シチリアではこのような気候というのは例年通りなので、先述の現象は当てはまらない。シチリアは海に囲まれている島であることもあり、気候が他の地域より穏やかである事も理由の一つである。暑さのせいで例年と変わった点といえば、ブドウの収穫が4-5日早まったことだ。収穫量は平年並みで、非常に高品質のものになると見込まれている。
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2023年発売なし
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